M145

(書きたい事を書いてたらかなり長くなってしまいました・・・。お時間のある時にお読みください)

【総評】

クエイクボトムの性能がいまいちなので、今のところ実質唯一ジャンプ攻撃が可能なパーツ。
ジャンプ攻撃の利点としては、

・横だけでなく縦にも可動するので立体的な攻撃ができる

これにより、相手との高低差を利用したアッパー攻撃、スマッシュ攻撃の威力が向上する。
ただしM145は高身長な為、アッパー攻撃を仕掛けるのはほぼ不可能。
なので実質スマッシュ攻撃しか、立体攻撃の恩恵を受けていないと言える。

・攻撃が普通の攻撃型より当たりやすい

普通の攻撃型は機動力が災いしてスタジアムの外周をぐるぐる回り、
中央にいる相手に攻撃が届かず、無駄な消耗が起きやすい。
だが、ジャンプベイは不規則な動きのお陰で中央にも攻撃が届く事がある。
その為結果的に普通の攻撃型より攻撃が当たりやすいと言える。

等がある。


しかし、ジャンプ攻撃には、

「敵を弾き飛ばす事の出来る猶予時間が短すぎる」
という致命的な欠点がある。

ベイブレードは回転が落ちてくると攻撃力が低下する為、
攻撃型は回転力のある内に、決着を着けなければならない。

しかしジャンプベイは重心からずれたボトムでスタジアムを蹴る事によって
ジャンプしている為、地面との抵抗が凄まじく回転力のある時間はあまりにも短い。
いくらトリッキーな動きが出来るとはいえ、この猶予時間の無さは致命的だ。


【ジャンプベイのカスタマイズ方法について。】


まず、攻撃型には大きく分けて二つのタイプがある。

「機動力重視型」 

WF、RF等がこれに該当する。

単純に機動力だけを追求した一撃必殺タイプ。
地面との抵抗が激しい為、回転力が落ちやすく猶予時間が短い。


「機動持続重視型」 

HF等がこれに該当する。

地面との抵抗を下げ、持久力を持たせる事により、
回転の持続力を上げ猶予時間を延ばすタイプ。
「機動力重視型」に比べると攻撃力に欠ける。


この二つのタイプはジャンプベイとて例外では無い。


「ジャンプ力重視型」

「ジャンプ力」は、S系の急激な形状をしたボトムを使うと延びるようだ。
また、ジャンプベイは傾く程ジャンプ力が上がるのでES、HF/Sなどの
高さのあるボトムを使うとバランスを崩しやすくなり、よりジャンプ力が伸びる。

言うまでもないがジャンプ力を延ばせば持久力は激しく低下し、猶予時間は短くなる。

「ジャンプ力重視型」はスマッシュ攻撃と相性がいい。
激しい縦移動により落下時はスマッシュ攻撃の威力が上昇する。

しかも、敵のアッパー攻撃を喰らう事でわざとバランスを崩し、更にジャンプ力を上げる事ができる。
もっとも、所詮はスマッシュ攻撃なので相手と高低差が無いと話にならないが・・・。

ジョイント例 パイシーズM145ES

 


「ジャンプ持続重視型」

「ジャンプ力重視型」が激しいジャンプによる一撃必殺の攻撃型なら、
「ジャンプ持続重視型」は小刻みなジャンプによる猛連打の攻撃型。

防御系ボトムを使うと地面との衝撃が和らぎ、
ジャンプ力と引き換えに「ジャンプ持続力」が延びるようだ。

「ジャンプ持続重視型」はスパイク攻撃と相性がいい。
ジャンプが小刻みだと、高さが必要なスマッシュ攻撃とは相性が悪いが、
スパイク攻撃は猛ジャンプする必要が低い。

その上、スパイク攻撃は打点が合わないと相手を弾く事すらままならないので
かえってジャンプは控えめな方が良い。

ジョイント例 ペガシスM145WB

 


ジャンプベイで戦う場合は、
この二つのどちらかに特化させるのがいいと思われる。


【ジャンプベイを使うに当たって。】

・シュートする時は傾けて
ジャンプベイは傾けた方がジャンプ力が増す。
スライディングシュートを練習しよう。

・スタジアムを選んで使おう
傾いた方がジャンプ力が増すのはスタジアムも同じ。
アタックタイプやバランスタイプ等、傾斜の激しいスタジアムで使おう。
スタミナタイプやワイドスクエアタイプ等の、傾斜の緩いスタジアムだと目も当てられないぞ。

・ネタパーツである事を忘れない
ここまで長々と書いておいてなんだが、ぶっちゃけると実用性の薄いパーツ。
見ている分には楽しいが、決して強くはないので心して使おう。

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